
筋肉とつぼを刺激!経路筋整マッサージとは?
経絡筋整とは何か

経絡筋整とはマッサージ手法の一つで、筋肉からのアプローチとつぼを用いたアプローチのそれぞれの経路を融合した施術となっています。
内容としては、こりや痛みの原因の筋肉をしっかりとほぐして周辺のつぼを刺激しながら、滞っている血液やリンパの流れを改善できます。
このような手法は、西洋医学と東洋医学の2つの手法を融合した新しい考え方のマッサージ法と言われていて、近年では多くの整骨院やサロンで導入されているなど人気を集めています。
経絡筋整の効果

経絡筋整の効果は、筋肉とつぼの2つの経絡からそれぞれの効果を実感できるようになっていて、例えば筋肉側の場合は筋肉内に蓄積してしまっている疲労物質や痛み物質を取り除けるようになっています。
そのため疲労回復や筋肉痛による痛みの緩和、さらに筋肉の抗祝や痙攣による痛みや症状も緩和できる効果が期待されています。
そしてつぼ側からの効果としては、血流とリンパの流れを改善できるので肩こりや腰痛、冷え性やむくみを改善できるようになっています。
それ以外にも自律神経を整える作用があるので心身のリラクゼーション効果も期待できると考えられます。
経絡筋整によるマッサージのやり方

経絡筋整の手法の基本は、マッサージによるものであり、全身に対して施術が可能となっています。
やり方としては基本的なルールや手順は厳密にはないのですが、おおまかな方法としてはまずは筋肉で固く触れる部分がないかどうかを直接触って確認します。
そうして見つけた部分に手を触れて数ミリほど引くような感じで軽く引っ張ります。
そしてもう一度固くなっていないかどうかを確認して、ほぐれていれば他の部分を施術します。
もしも施術してまだ固い状態であれば、固く触れている部分の経絡線上を流注に沿って軽くタッチしていきます。
これをほぐれるまで数回繰り返すだけなので場所によっては数分程度で終わりますし、非常に固くなっている部分であれば時間がかかる場合もあるようです。
まとめ
経絡筋整は今までは別々に考えられていた筋肉とつぼの2つの経絡に同時にアプローチできる画期的なマッサージ手法であり、手軽に実践できるのでちょっとしたマッサージとしても利用しやすくなっています。特に経絡筋整は、2つの経絡から血流とリンパの流れを改善できるようになっているので、従来のマッサージではなかなか改善できない強固なこりや痛みに対しても、的確な効果を発揮できると考えられています。
特に実践に関して手間や時間がかからないところが大きなメリットになっているので、整体を施術する前後のストレッチとして利用するなど様々な部分で応用できる手法となっています。