要確認!柔道整復師の認定実技審査要領が改訂!

要確認!柔道整復師の認定実技審査要領が改訂!


内容を確認しておこう!


2020年3月、柔道整復師の認定実技審査要領が改訂されました。

現在の改訂版は財団ホームページに公開されていますが、皆さんはしっかりと改訂内容を把握していますか?

試験日までの今のうちにもう一度おさらいしておきましょう。


どこが変わったの?


改訂版の正誤表によると、大きく2つです。

一つ目は、総則の中の審査料の納入で、「認定実技審査を受審した者及び欠席により再審査を受審する者の受審料は、財団に納付しなければならない。ただし、正当な事由により欠席した者は本審査料で充当する。」の「ただし、正当な事由により欠席した者は本審査料で充当する。」の部分が削除されました。

二つ目は、柔道実技審査の総合評価が2名の審査員の評価得点合計から、1名の外部審査員の評価得点に変更されました。

つまりまとめると、

①どんな事由であれ欠席した場合は再審査の審査料がかかる。

②総合評価は1名の外部審査員の評価得点になる。

ということになります。


対策は?


一つ目の審査料に関しては、当たり前ですが欠席は控えましょう。体調管理やスケジュール調整は十二分に行っておくことが大切かもしれません。

二つ目の審査員の減員に関しては、審査員も外部の審査員に限るということで、以前に増して気を引き締め、知識量は不安を覚えない完璧な状態が望ましいでしょう。試験は今まで学校で習ったことが出題されます。教科書を反復して読み返すといった基本的なことが着実に実力が身につきます。また、身だしなみに関しても審査要領に記載されています。爪、髪色、装飾品なども見られていることを忘れないためにも、ここの記載も確認しておくとよいかもしれません。


今後の改訂は?


柔道整復研修試験財団によると、実技評価が公正、正当に行われるために本要領を改訂し、さらに、その審査の透明性を示すために財団ホームページに公開するとしています。

また、財団は今後も、客観性を担保したうえで審査課題を段階的に増やしていくために検討を続けていくこととし、質の高い柔道整復師を世に送り出すための努力を続けていきたいと考えていると示しています。

今まで計3回、そして今回改訂がなされ、今後も改訂される可能性は十分にあります。

去年と違う内容になれば対策も大変ですよね。

事前準備をしっかりと行い、対策した年に合格を勝ち取りましょう!!



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