ストレスから解放される秘術!? 痛みを忘れる方法

ストレスから解放される秘術!? 痛みを忘れる方法

腰痛が、うそみたいに消えた



まずは、職場の同僚の体験談から。

彼は、突発性の腰痛に悩まされ、腰痛ベルトを着けたり、椅子に背当てをセットしたり、整形外科に通ったりしたのに全く治らず、激しい痛みに耐えながら数日間仕事を続けていました。

そんなある夜、自宅で家族とアニメを観ながら大爆笑して、家族みんなでどのシーンが一番面白かったか、どのキャラクターが好きかなどとワイワイ話して盛り上がったそう。

しばらく楽しい時間を過ごして、子どもたちに「そろそろ寝なさい」と言ったその時、腰痛が消えているのに気付いたんだとか。

職場では「思い込みが激しいんじゃない?」とからかわれた彼の話ですが、確かにこういうことはあるようです。体の痛みがストレスを生み、それが心の痛みになって、体の痛みと連鎖反応を起こし、どちらが原因なのか分からなくなる…そんな痛みを忘れる話が、小説で紹介されています。


文豪・森鴎外の短編小説



明治・大正時代の文豪、森鴎外の作品に、「寒山拾得」というものがあります。ユーモアを含んだ短編で、前半がおおむね以下のような話です。

中国・唐の時代、閭(りょ)という役人がいた。彼は仕事で旅に出なくてはならなかったが、ひどい頭痛に襲われ、とても動ける状態ではなかった。

そこへ汚いなりをした僧侶がやってきた。あなたが頭痛に悩んでいると聞いて、それを治しにきた、と言う。

閭が半信半疑のまま「治してほしい」と頼むと、僧侶は水を一杯いただきたい、と言う。鉢に水を入れて渡すと、僧侶はそれをじっと見つめ、しばらくの後に水を口に含んで、突然閭の頭に吹きかけた。

驚いた閭に僧侶は「お頭痛は」と聞き、そこで閭は頭痛がうそのように消えていることに気付いた。
…というものです。


あの名作映画にも



時代は変わって1984年、当時大ヒットした映画「ターミネーター」のワンシーンでこんなセリフがありました。

「痛みは取り除ける。意識から切り離せば」

ターミネーターを追って未来からやってきたカイル・リースが、サラ・コナーに語った言葉です。

そんなことが果たしてできるの?ということはさておき、論理的には間違っていないのかもしれません。


毎度ばかばかしい…



落語の小噺にもこんなものがありました。

八っつあん:虫歯が痛てぇ。どんどんひどくなるばかりだ。
熊さん:大変だな。じゃあ反対のほっぺをつねってみな。

八っつあん:あっ、虫歯の痛みが消えた。熊さんは名医だね。でもこんどはほっぺが腫れて痛くて仕方がない。
熊さん:じゃあ頭を殴ってやる。えいっ。これでどうだ。

八っつあん:ほっぺの痛みは消えた。でも頭にこぶができたよ。今度はこいつが痛くて仕方がない。
熊さん:じゃあ尻を蹴飛ばしてやる。

八っつあん:こぶの痛みは治ったが、今度は尻が痛い。
熊さん:じゃあ、やっとこを持ってきな。歯を抜いてやるから。

これは痛みを別の痛みで忘れる、というお話。随分乱暴ですが、これを聞いて大笑いしながら、昔の人は痛みを忘れようとしていたのかもしれませんね。

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