自分の生活の糧というより、社員の皆さんのためになればいいと思っています

自分の生活の糧というより、社員の皆さんのためになればいいと思っています

■会社名         株式会社すずらん健康俱楽部
■役職          代表取締役社長
■インタビュー者名    田渕直人さま
■簡単なプロフィール
・名前:田渕直人
・生年月日:1965年3月20日
・出身校(専門学校):
・資格:あん摩・マッサージ・指圧師
・趣味:仕事・飲酒 
・家族構成 
◆愛知県を中心に鍼灸接骨院を経営しており、現在、兵庫・大阪・三重・神奈川を合わせて、21のグループ院を展開しています。「笑顔で明るく元気よく」をモットーに、さまざまな疾患に対して優しい治療を心がけ、患者さんに喜んでもらえるような施術を行っています。

子供時代はどんな子供でしたか?

子供の頃は、出来の悪い普通の子供で、とにかく勉強が嫌いでしたね。
それに熱中するような やりたいこともあまりなかったので、普通に友達と草野球やったり、漫画読んだりしてました。ごくごく普通のおとなしい子供でした。

子供の頃に持っていた将来の夢は?

大きくなったら、会社員になりたいと思ってました。(笑)
父親が個人タクシーの運転手をやっていて、自営業でしたから、、子供心に安定した収入がもらえる
会社に入ろうと思ったんですよ。
長男なので、長男として家をしっかり守らなければいけないと思ったんでしょうね。

この業界に入ったきっかけは?

高校を卒業して、企業に就職したんですよ。一応会社員になるという夢は実現しました。
ところが、いざ会社員になってみたら、私の性格に合っていなくて大変でしたね。
その会社は、3年半で辞めてしまいました。その後いろいろとアルバイトをしていましたら、柔道整復師の義兄が治療業界の話を教えてくれたんです。
会社員が合わないので、これは自分で仕事をやるしかないと思っていたので、国家資格を取ったら 
会社に入らなくても安定した生活が送れるかなあと思いました。
それで、あんまマッサージの専門学校に入学しました。
その頃、柔整師の専門学校に入るのは難しかったんですよ、学校の数も少なかったですしね。
名古屋には1校しかない時代でした。また、柔整師は、徒弟制度のようなものがあって、住み込みで働き、仕事を覚えていくという時代でしたし。
もちろん、あんまマッサージ師にも徒弟制度はありましたが、柔整のように体育会系の熱い感じではなく、運動はあまりしたことがないという方が多かったです。
私も運動をやってきてはいなかったので、過ごしやすい環境でしたね。

専門学校卒業後は、整形外科に就職し、その後、訪問マッサージをやっている接骨院に入りました。
そこでは、訪問マッサージ専門で働いていましたが、ある日、接骨院に配置換えになったんですよ。
それで、初めて接骨院業務を知りました。
接骨院業務は、訪問マッサージと違って、患者さんが来てくれるんですよね。当たり前ですけれど。
患者さんが来てくれて、満足して帰ってもらえれば、また来てくれるんですよ。
私は、患者さんのご自宅に伺う仕事だったので、患者さんが来てくれる接骨院は、新しい気づきがありました。

独立開業したのは いつですか?

30歳で独立すると決めていたので、30歳を迎えると、一人で訪問マッサージを始めました。
そうしたら、患者さんが口コミでドンドン増えていきました。チラシ巻きは一切やってなかったんですけどね。
訪問マッサージの場合、治療対象となる患者さんが、在宅の寝たきりの方なので、看護師さんから依頼が来るんです。
その看護師さんや、周りの病院の方から、「患者さんの評判がいいから、他の人も受け持ってもらえるか」という依頼が、どんどん増えてきたんですよ
なぜ、依頼が増えていったかというと、結果が出せていたからだと思います。
私は、その当時から患者さんに歩行訓練をやってました。今では当たり前のことですが、当時は
まだ誰もやっておらず、リハビリという言葉もなかったんですよ。私は、歩けない方が歩けるよう、様々な勉強をし、それが結果を出していくので、患者さんの評判良くなり、口コミで広がっていったんですよ。

この仕事は、とてもシンプルだと思います。難しい仕事ではないですよ。
だって、患者さんが求めている結果を出せばいいだけですから。
患者さんが求めている答え、結果が出せるまで、一生懸命に考え続ければいいんですよ。
どうしたら患者さんの欲求を満たしたらいいのかってことをね。
そうしたら、お客様の満足の分が、売上げとして入ってくるんです。とてもシンプルですよね。
もともと勉強嫌いでしたけど、患者さんに関わることは とことん勉強しますよ。(笑)

これからのグループの目指す方向は?

今後は、介護分野に力を入れていきます。介護の施設は、足りてきていますが、職員さんが不足しています。
なぜかというと、この仕事は誰でもできる仕事ではないんです。たまに他の業界から転職してくる人がいますが、あまり続かないですね。
介護職の人は、介護が好きな人が従事していますし、好きでなければやれない仕事ですからね。
もう一つ介護職のなり手が少ない理由として挙げられるのは、介護士は、柔整師、鍼灸師と違って、独立ができない仕事なんですよね。
柔整師、鍼灸師は、院長経験を経て、独立開業ということができますから、管理職を目指す人は多いんですよ。しかし、介護士の場合は、独立ができないので管理職になりたいという人が少ないんですね。
ただ、「ありがとう」と言ってもらえる仕事ができれば満足するという方が多いです。
キャリアアップしたいという志向の方には向かない仕事なのでしょうね。

そして、本当は、幼稚園も運営したいと思ってるんですよ。
幼稚園から老人ホームまで運営して、全ての世代の人たちと関わる仕事がしたいんです。
小中学校の学習塾を始めたのも その一環なんです。
ただ、幼稚園は、なかなか運営が難しいので、今は時期ではないのです。将来的にできるようグループの力をつけていきたいと思っています。
小学生の時に「すずらん」を知って、老人ホームも「すずらん」だったらいいな、と。
ある人の人生を我々の「すずらん」がサポートさせてもらえるって、すごいことじゃないかなと思うんですよ。

田渕社長ご自身のこれからの目標は?

会社経営は、自分の生活の糧というより、社員の皆さんのためになればいいと思っています。
これからは、若い社員が中心になって会社を経営して欲しいし、社員がいいなと思う会社に
成長していければいいですね。
社員たちに任せられるなと思ったら、私はいつでも引退しようと思ってますよ。
そして、引退したら、農業をやりたいんです。直接、土に触れるのではなく、農業経営ですが。
人にとって 食べ物はとても大事なものだと思うんですよ。食べ物が体を作り、命をつなぐので、
なくてはならないものです。安全で安心な食べ物を、次世代の人たちのために確保したいと
思ってるんです。

治療業界を目指す方々へメッセージをお願いします。

この仕事は、あくまで接客業だと知ってください。
治療だけではなく、明るく、元気よく、患者さんに接して喜んでもらわないといけません。
人として、好感持たれるというのはとても大切です。患者さんに良い印象を持ってもらうことは、
治療にも活かせるのです。
その為には、勉強をしないといけませんよ。
すずらんグループでは、私が作った経営理念のひとつに、「真面目・素直・勉強好き・プラス思考な人間づくり」というものがあります。これはまず基本ですね。
この理念は、私が「こうならなきゃいけないな」っていう思いで作っていますし、この基本を押さえておけば、必ず成長できるんですよ。
小学校のころの自分に見せたら、ぜったいやらないでしょうけど・・・(笑)
大人になって勉強する意味深さを知ることができました。私自身、ずいぶん成長できたと感じています。

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